2015年6月30日火曜日

その424 Rendez-vous (to be late) 

Jupiter

meets...

Venus....


NO!
STOP LOVIN' HER!

She is ...



6月30日、太陽系第二惑星の金星Venusと第五惑星の木星Jupiterが-第三惑星地球からのみかけの距離として-大接近。


解説はこちら、国立天文台より。

またはこちら、Astro Artsより。

英文はこちら、NASAより。



geneの住む地域は、30日の夕方は残念ながら曇天のドン曇り、いや、雨すらぱらつく天気で、最接近を観察することはできなかったのですが、その数日前から、両惑星がかなり近くで輝く様子を宵闇迫る時刻に何度か観ることができました。ちなみに5月には月も一緒に。

大きさ的には木星の方が遥かに大きいのですが、地球からの距離の関係で、金星のほうがずっと明るく黄金色に輝いています。金星の光はホント、ゴールドの宝飾品のよう。ゆえに、美の女神ヴィーナスアフロディーテなんでしょうね。

…ん?

え?ギリシャはそれどころじゃないって??





そう、Jupiter、そしてVenusは、ローマ神話における名ですが、ギリシャ神話においては神の王ゼウスと、美神アフロディーテの名で知られます。



うぉ!なんだあの美女はっ!
ただちにナンパだっ!急降下!!


あら、お義父さま?どうなさったの?


…え?



そう、この二人の関係はちょっとビミョー。

オリンポスの神々の多くがゼウスとの血縁関係がありますが、彼女アフロディーテは、それが(あまり)ないのです。※ホメロスによれば親娘。しかしヘシオドスによれば、、、


あー、そうだったそうだった。お前は確か、、、

そう、アフロディーテは、ゼウスの祖父にあたる原初の天の神ウラノス(天王星)が、息子であるクロノス(土星)に倒されたとき、"アダマスの鎌"で切り取られたウラノスのアレが海に落ち、そこからこぼれた"泡"から産まれました。。。

詳しくは2月演目『大地の神』の第1話をご覧ください。

母はいません。でもたぶん、海そのものが母なんだろうな。

祖父のアレから産まれたのですから、ゼウスにとっては叔母にあたるとも言えます。。。

ゼウスの父母叔父叔母の世代にあたるティターンの神々は、ゼウスみずから率いるオリンポスによって滅ぼされましたが、アフロディーテはゼウスに拾われ、養女となり(?)、オリンポス12神の列に加わります


…たぶん、、かわいかったから…   ふふふ

お義父さま、いまわたくしのことを、ナンパしようとなさいましたね?養女であるわたくしのことを。そして、、、あなたの息子たるヘパイストス(炎)の妻にして、同じくあなたの息子たるアレス(火星)の愛人であるわたくしを。。。

…め、メンボクない。。。でも、アフロディーテよ、フタマタを自慢するのもどうかと思うヨ?

ふふふ❤


ところでお義父さま、ヘパイストスの話をすれば、、、何やら炎の匂いがしませんこと?


!!

あれは何!?

あー、あれは、、、劇団に来る前はギリシャにいたことのある特殊消防士だな。。。




…そうか、燃え盛る炎と消火器の車輪、そしてこのプレモの発送元はギリシャ。。

つまり、いまギリシャは借金で火の車ってことを言いたいのか、、ムリがあるな、、geneよ。。なぜなら、このオレンジ君がギリシャと関係あるなんてことは、おまえ以外誰も知らないからだ…。

テヘ



そんなことより!お義父さまッ!ギリシャを何とかしてくださいな!意地を張って、このままでは(また)ヨーロッパですらなくなってしまいますし、ドイツの人たちがカンカンですよッ。

なにっ!おのれ、バルバロイめ!蛮族のくせにナマイキだー よーし、みーてーろーよー…


お、お義父さまっ!?





DEFAULT FLASH!!

(撮影が遅れたために7月に入ってからの公開ですがイチオウ6/30日付にしておきます^_^;)