その309
南極探検隊。Dino Expedition Antarctica!
「3192 ホバークラフト」
絶版品。2年の逡巡を経て…
いま入手!
おーい、どっちに行けばいいんだっけー?
ちゃんとナビやってくれ~
やっほーい!
風が冷たくて気持ちいいぜ!
いや、だから、ハコ乗りなんかしてないでさ
ちゃんと助手席でナビやってくれよ、地図担当。
二人はホバークラフトに乗って氷原を征く。
geneがアメリカ在住時、つまり10年ほど前に購入した大型セット『3184 恐竜の化石発掘』やビョルン博士が入っている『3191 恐竜の輸送車』(geneはフルセットとしては未保有)を含む、Dino Expeditionシリーズ。
このシリーズにはナゾがあります。
それは、いったい彼らが探検しているのはどこなのか?ということ。
pax fantasicaでは、初出の『真夏の少年の夢』において、"3184にホッキョクグマが含まれているのだから北極のはずだ」と書きつつも、作中ではあいまいなまま、というより矛盾をはらんだ描写に。ホッキョクグマとペンギンが同時に登場するという非現実の世界を描きました。
ただ、あとがきに書いたジョーの来歴を考えれば(笑)、カナダの雪山で遭難したおやじさんの行方を追っている以上、おそらく北極こそがジョーの活動場所なんだろうと。いやしかし仕事で南極に来ているだけかも。
そんな謎がここで判明!
なんと、3192には南極大陸の地図が含まれているではありませんか!
確かに、大地のない北極に恐竜の化石があったり、タマゴや生きた恐竜が残っているのはいかにもおかしいので、南極のほうが自然です。
じゃあ3184のホッキョクグマは何なんだ~^_^;
というわけでやっぱりナゾ。
かつてプレモには、"Antarctic"と呼ばれるシリーズがありました。80年代後半から91年頃にかけてのオールドプレモ。(詳しくはcollectobilなどでどうぞ。)しかし、このシリーズにも、北の極地に住む先住民族が登場したりと、あいまいなままでした。
こどもにとっては、南極も北極もないってことです(^_^)
ただただ、雪と氷がそこにあるだけ。
というわけでgeneも、3184は北極、ビョルン博士はある時はアイスランド人で北欧研究家、ある時はオーストラリア人で南極自然保護官、3192は南極探検隊、と混在でとらえることとします(^_^)