その368
Vernal Equinox!!3月21日、春分の日。
昼と夜が等しくなる、節。
そして
第二の春の訪れ。
こちらは?
シカのツノ、左手のヘビ、とくれば、胡坐はかいていないものの、、、そう、ケルヌンノスです!
Cernunnosは、ケルトの伝承に伝わる、旧き旧きヨーロッパの大地と森林の神。
「5104 たき火(LED)と原始人」より。左手のヘビと右手の謎の装飾品はカスタム。ケルヌンノスカスタム。
『純潔のマリア』にも登場し、その姿はオープニング映像の中にも。デンマークで出土した紀元前1世紀ごろの品、いわゆる"グンデストルップの大釜"に彫られている半獣半神の姿です。
大釜のレリーフを再現してみたのがこちらの写真。神の背後にいる獣は、尾の形からネコ科か?イタチ科か?とも思いましたがひとまずこれで。何らかの肉食の獣っぽいです。
ヨーシヨシヨシヨシヨシ!
極東でも、antlerは信仰の対象。藤原氏の氏神とも言われる春日大社の鹿は、東大寺の庭で有名ですが、あれを歩いて連れて行ったと言われるのが鹿島神宮の鹿。そう、鹿島アントラーズのantlerは、ここから来ています。