Good-Bye Winter Special
- the last and the appendix - GIRLS' DAY SPECIAL!?
獲物は?
…う、うん。
み、みんなかわいくてな…。
獲ってこれなかったんだよね。
…。まじで? |
踊る熊。
Dancing Cave Beer!
みつめる地鼠。
Gazing Marmots!
う、うん。。ごめん。。 |
というわけで夜はキミが拾ってくれた、ドングリやクリや木の実やキノコや貝を食べようよ…。
ニクーーー!
ニクーーー!
う、う、ごめん。。。
まあまあ、とりあえずきょうは、アサリとキノコの料理にしようかね。果物も添えてね。
あ、おばあちゃん。…うん。
…ニク。。。
なーんて会話があったのかどうか。
ところでこれ、アメリカだと批判されそうな絵ですね。最近、近頃のLEGOが男の子向け女の子向けのパッケージを分けて売っていることに対する批判記事をCNNで読みました。曰く、幼いこどもに性差を押し付け、可能性を奪っているのだそうです。確かにうなづけます。プレモも結構男女わけしてるからなあ^_^;
おばあちゃんとおかあさんがこどもを背負って料理をし、おっさんが狩猟に出て獲物を稼いできている的な描写は、アメリカ人のお気には召さないでしょう。いやアメリカに限らず。
しかし否定的に考えるにせよ肯定的に捉えるにせよ、性差というのが最初に生まれたのもこの頃かなという気もします。
頑健な筋肉を活かしてマンモスハントに出かける狩猟担当の男たちと、集落の周囲で手に入る木の実や果物や貝殻を集める採集担当の女たち。
動く物に反応する癖があるmaleと、色やキラキラ輝く物に反応する癖があるfemale、というのはこのあたりの時代で獲得した特性かもしれません。もっとも、個体差はあるわけですが。(例えばgeneはmaleですが動体視力が極めて弱く^_^;かつキラキラ光りものが好き^_^;そして収集癖がある…。)
いやそれとも逆か?食物を得るための原始の社会的分業からこうした性差が発生し、そこから自然淘汰的に、雄と雌のフィジカルな差が出来上がった?オスは頑健な個体が生き残り、メスは…、的な。
ネアンデルタール人は雌雄の肉体的な差がほとんどなかったとどこかで読みました。ファンタジーのドワーフみたい。
さようならネアンデルタール。
こんにちはホモサピエンスサピエンス。
そしてこんにちは、おばあちゃん、おとうさん、おかあさん。
いずれにせよ、実は嫁入り的な婚姻習俗よりも、婿入り的な、つまり、女の子がお母さんのそばで過ごせる形態が最も自然で、最も古い形態のヒトの家族制度だったように思うのでした。例えば、古代中華なんかも。女偏の世界ですし。
滅びゆくもの
生き残るもの
すべては時の流れと共に…
Farewell to the Big Beasts!
Farewell to the Ice!!
Farewell to the Winter!
March has come!