Easter Special - Fresh Hunt!? - Eastern Vol.03
そして前脚の翼！？
こちら、パッケージ紛失のため型番不明ですが、造型から、Favorite社のデスクトップモデルシリーズの廉価版ではないかと思われます。紙の台紙にプラスチックパッケージに入ったものを入手したのですが、塗りが荒いものの、造型の基本はFavoriteのモデルにそっくり。
ただし、前脚が翼状になっています。デスクトップモデルも羽毛恐竜としての描写ですが、前脚はツメ状になっていて、翼はありません。
うーむ、ナゾだ。
キャー(>_<)
しっぽ、ながっ！
諸行無常の響きあり…
キカデオイデアの
華の下…
盛者必衰の理を表す…
ステゴ物語より
いやいやいや^_^;
出逢っていたのか？
ステゴサウルスは
中生代後期から白亜紀前期。
ディノニクスは白亜紀前期。
ともに北米からも出土。
というわけで、出遭ってたっぽいですね。
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| なかよくケンカしな♪ |
さて。連続シリーズに割って入ったイースタースペシャル。なぜ二週にわけたのか？その理由は、イースター、すなわち復活祭の日程は、なんと二通りあるからだそうです。
復活祭は、"春分の日の後の最初の満月の次の日曜日"に行われるのですが、かつて、ユリウス暦に基づいて計算していたところ、だんだんとズレが生じてしまったのをきっかけに、より正確な太陽暦であるグレゴリオ暦が作られ、カトリック教会などの西方教会ではそのグレゴリオ暦ベースで計算するようになったので、たとえばこの2015年は4月5日に、一方で正教会（Eastern Orthodox Church）などの東方教会ではグレゴリオ暦なんか認めないぞ！ということで引き続きユリウス暦で計算しているので2015年は4月12日に、ということになるんだとか。（※東方教会：Eastern Orthodox Church + Oriental Orthodox Church + Assyrian Church of the East + Eastern Cathoric Church、つまり東方教会＝正教会ではないらしい。へー。）
ちなみにこの計算のことを「コンプトゥス」というんだそうですが、これはラテン語で"計算"という意味。そう、一目瞭然、英語のcomputeとかcomputerの語源となった語が、これですね。
しかしこの話、めちゃめちゃややこしい。。。読了断念。。。
話変わって、イースターはもともと、ユダヤ教の「過越（ペサハ/Pesach）」を起源としています。英語ではPassoverっていうそうですが、これはペサハが訛ったのと意訳と両方かな？
そもそも「過越」とは何ぞや？と言いますと、犠牲の羊を戸にかけていれば、神が黙って過ぎ越してくれるが、そうではないと…という意味。うーん。徴税か？^_^;いや、もしかすると乾燥地帯だけに、草の量が限られているところに、これから春になって羊が繁殖してじゃんじゃん増えちゃうと草を喰らい尽くしてしまうからその前にちゃんとツブしてお供えして君らも食べておきなさいよ、という教え？あるいはもっとぶっ飛んで考えるなら、この季節に毎年流行っていた風土病的なもの抗体すなわちワクチンがヒツジのチに含まれていたから、この時期にヒツジを捌いた家は血清に触れて抗体ができ、そうでない家は感染、とか？なんとなく、蘇民将来の民話にも似ているような、過越の祭りこと、ペサハ/Pesach。
で、多くのヨーロッパの言語では、このペサハに由来する語で復活祭を呼ぶそうですが、では英語のEasterってなんぞやというと、こちらはドイツ語の"Ostern"から来ているんだそうです。ゲルマン神話の春の女神「エオストレ/Eostre」のことだというのですが、ギリシア神話の暁の女神がエオス/Eos、ドイツ語で東がOster-/Ostro-（オーストリアことÖsterreichとか、いわゆる東ゴート族ことOstogoten/Ostrogothsとか。）なので、、、Eos/Ost/Eastというのはインド＝ヨーロッパ語の旧い段階で「東・暁・春」などを意味したのではないでしょうかというのはいつものgene説です^_^;
ま。というわけで。
Groundhog DayことImbolc、St. Patrick's Day、Vernal Equinoxに続く、春の祭典第四弾＆第五弾、欧州東西のEasterでした！
…いや、だからなんぜ恐竜なんだ。。。
…プレモのエッグは？プレモのバニーは？^_^;
…せっかくの未年なのに、犠牲の羊じゃなくってバニーでもなくって犠牲のステゴサウルス！？
