その445 Dino Expedition!? vol.02
Another creature in the sky.Another vivid color..
In Cretaceous Age.
With a wingspan of 4.5 m/15 ft..
With a huge head and a jaw..
A specie of pterosaur.
You must know his name..
He is..
Anhanguera
こちらも、シュライヒからものすごいカラーリングのアンハングエラ。
「Scheleich 14540 アンハングエラ」
でも確かにありそうです。空を飛んでいて、上空からも海面からもみつかりにくくするために、こうした、水としぶきに擬態したカラーリングであった可能性も。
巨大な顎。
このモデルは口が開閉します。うーん、こどもにはちょっとこコワいよね。Collecta社の巨大なグイドラコ(鬼龍)も恐いのですが、こっちはまだ眼がすっとぼけているのでなんとか。それに比べてこのアンハングエラのキョウアクな顔と言ったら^_^;
あっ!
どこからともなく忍び寄り、オオトカゲをぱっくりと捕食。。。
あわれな…
しかし、実のところアンハングエラは海面でサカナを捕食していました。トカゲを食べたことがあるかどうかは定かではありません。
ただ、オオトカゲの仲間からは、ティロサウルスなど、モササウルス科のいわゆる海トカゲ竜が現れ、魚竜が滅びた後の白亜紀の海を泳ぎまわっていました。そのこどもなんかは、アンハングエラの餌食になったかもしれません。
アンハングエラ。
生息地域は現在の南米、ブラジルあたりにあった海です。国立科学博物館で開催された「アマゾン展」に行った時、剥製や昆虫標本が中心と聞いていたのですが、いきなり、太古のアマゾンに棲息した生き物として、アンハングエラの全身骨格が出迎えてくれたのには驚きました!
なお、こちらによれば、その名は、先住民のトゥピ族の神話で悪魔・悪霊とされる精霊アニャンガ(Anhanga)に、旧き者を意味するneraという接尾辞をつけたものに由来するとか。この後は、ブラジル各地で地名などで存在するそうで、なんでも、ブラジル内部開拓者の一人、すなわち、コンキスタドーレスのバルトロメウ・ブエノ・ダ・シウバの仇名であったそうです。うーん、先住民からは年老いた悪魔って呼ばれていたのですね、ダ・シウバさん^_^;かなりあくどいことをやっているかもしれません。で、結局、アンハングエラがダ・シウバさんになぞらえて命名されたのか、単に先住民の言う「旧き悪魔」なのかは不明。うん、でも、この顔、「旧き悪魔」、いい名前つけましたね!!
あ、そうそう。賢明な読者諸氏には解説は不要でしょうが、、、アンハングエラを含む翼竜類も、モササウルス科の海トカゲ類も、いずれも、「恐竜」ではありませんので!!ゆえに、サブタイトルに「!?」を付けてありまーす\(^o^)/