2015年8月8日土曜日

その445 Dino Expedition!? vol.02 

Another creature in the sky.

Another vivid color..

In Cretaceous Age.


With a wingspan of 4.5 m/15 ft..

With a huge head and a jaw..

A specie of pterosaur.



You must know his name..

He is..





Anhanguera



こちらも、シュライヒからものすごいカラーリングのアンハングエラ

「Scheleich 14540 アンハングエラ」

でも確かにありそうです。空を飛んでいて、上空からも海面からもみつかりにくくするために、こうした、水としぶきに擬態したカラーリングであった可能性も。

巨大な顎。

このモデルは口が開閉します。うーん、こどもにはちょっとこコワいよね。Collecta社の巨大なグイドラコ(鬼龍)も恐いのですが、こっちはまだ眼がすっとぼけているのでなんとか。それに比べてこのアンハングエラのキョウアクな顔と言ったら^_^;


あっ!


どこからともなく忍び寄り、オオトカゲをぱっくりと捕食。。。


あわれな…

しかし、実のところアンハングエラは海面でサカナを捕食していました。トカゲを食べたことがあるかどうかは定かではありません。

ただ、オオトカゲの仲間からは、ティロサウルスなど、モササウルス科のいわゆる海トカゲ竜が現れ、魚竜が滅びた後の白亜紀の海を泳ぎまわっていました。そのこどもなんかは、アンハングエラの餌食になったかもしれません。

アンハングエラ。

生息地域は現在の南米、ブラジルあたりにあった海です。国立科学博物館で開催された「アマゾン展」に行った時、剥製や昆虫標本が中心と聞いていたのですが、いきなり、太古のアマゾンに棲息した生き物として、アンハングエラの全身骨格が出迎えてくれたのには驚きました!

なお、こちらによれば、その名は、先住民のトゥピ族の神話で悪魔・悪霊とされる精霊アニャンガ(Anhanga)に、旧き者を意味するneraという接尾辞をつけたものに由来するとか。この後は、ブラジル各地で地名などで存在するそうで、なんでも、ブラジル内部開拓者の一人、すなわち、コンキスタドーレスのバルトロメウ・ブエノ・ダ・シウバの仇名であったそうです。うーん、先住民からは年老いた悪魔って呼ばれていたのですね、ダ・シウバさん^_^;かなりあくどいことをやっているかもしれません。で、結局、アンハングエラがダ・シウバさんになぞらえて命名されたのか、単に先住民の言う「旧き悪魔」なのかは不明。うん、でも、この顔、「旧き悪魔」、いい名前つけましたね!!

あ、そうそう。賢明な読者諸氏には解説は不要でしょうが、、、アンハングエラを含む翼竜類も、モササウルス科の海トカゲ類も、いずれも、「恐竜」ではありませんので!!ゆえに、サブタイトルに「!?」を付けてありまーす\(^o^)/