2015年5月2日土曜日

その397 

ん?

ウシの背中に、美女?


マ、マイア

…って、誰?

Mercuryつながりです(^_^)

水星、Mercuryこと、ヘルメス君は、神々の王ゼウスと、愛妾マイアのあいだの子。

ゼウスは正妻ヘーラーの眼をぬすんでマイアと逢引し、ヘルメスをなしたとか。

ゆえに、ヘルメスは、人を欺く才能と、閨を抜け出す脚の速さを授かりました。

「だからっ!詐欺師とか盗賊とかみたいに言わないでってば!(>_<)」

そして、そのマイアは、プレイアデス七姉妹の長女。ゆえに、おうし座の背に輝く、(gene的には)全天で最も美しい星団、プレアデスの位置に、いつも座っているのです(笑)


「5352 Summer Fairy Princess with Pegasus」より、またもやパンチラ的な妖精。そして、アフロディーテでおなじみのあの美女のトレードマークたる髪型、しかもド金髪。うーん、ハデハデです^_^; さすが、ゼウスの心をとらえただけのことはある?


あ!あれはオリオン!プレイアデス姉妹をいつも追いかけまわしている、たらしのオリオンと愛犬シリウスか!?

「こら~!」

ん?




「こら、オリオン!わしの彼女に近づくな!ぱんつを見るなっ!おまえ、ちょっと節操なさすぎだぞ!わしの娘のアルテミスのカレシじゃないのか!え?その侍女にまで手を出そうとするとは、、、」

「…。アルテミス、時々しかこないし。プレイアデスたちはいっつも手が届かないし。いいじゃないか、カワイイなって思うくらい。…ケチ。」

「おーまーえー!ブレイモノか!」

「…じじい、うるせー。ブレイモノじゃなくて、"プレイモノ"だよ…」

「おのれ!こうなったら、さそりを召喚じゃ!夏よ来い!さそりよ、天高く昇れ!」

「う、うわー!さそりはカンベン!」

「ふう、マイアよ、もう安心じゃ。若造はおっぱらったぞ。

おや?ヘルメス、おまえも実家に来ていたのか?おまえ、何やら氷も持ってるそうだな。よくアポロンのやつに溶かされないな。さてはおまえ、手品の才能もあるのか?」

「…。」

※NASAの探査船Messengerが、太陽に最も近い惑星たる水星にも氷があるらしいことを確認!

(はー。王はわたくしに優しいのだけど…、ホントウのわたしを知らないわ。わたしはもっと、自由な女なの。あー。冒険がしたいわ。ウシの背中は、もう飽きたわ。もう夏だし、海に行きたいわ。)

(…モウ~(T_T))


「おいで、アルデバランっ!わたしを海に、連れてって!!」

「…モ、モウ~。(ゼウスにばれたらシャレじゃすまないぞ…。めんどくさい姫だなあ。それもこれも、あの暴れ者の親父さんの血か?)」

「ごちゃごちゃ言ってないで、行くわよっ!ヘルメス、おまえも来なさい!」

「え、え~?海?それならカプリコーンのパーン、やぎ座のアイツに頼みなよ~。」

「えーい、うるさいっ!行くわよ!」