その343
アルバム『14』7. CONFESSION
- New York Mix -
..プエルト・リコの少年が
dimeを数える~
(これ、裏返すと2って描いてあるのでホントはdimeじゃないんです。プレモ、たぶん10ってコインはないんです(T_T) 1,2,5のみ。ま、いっか。)
君から届いた
Air Mail~♪
眺めて
暮らした
この街にも
なじみの
笑顔が
増えてきた
友情出演:ジョー、ビロン、ミロン |
Air Mailを読むジョー・ジョースター君。
リサから届いたようです。
そう、この映像は、ジョーがニューヨークのアメリカ自然史博物館に長期出張していた頃、リサと遠距離恋愛をしていた頃のお話。
Air Mailはどこから?
mic-o-mic製のLufthanzaレシプロ機なのでドイツから?
あ、パイロットのギルさん、きょうはヘリじゃないんですね。
この頃リサは、極地で発掘した恐竜のDNAを解析するため、ドイツのニュルンベルクの大学に行ってました。ホロヴィッツ博士が行きたがらないので…。
これは、自然史博物館で知り合った研究仲間。なじみの笑顔。
ま、ホントはこの曲的には"なじみの"ってのは、通勤中に出逢うような、例えばアパートメントのドアマンだったり、ホットドッグスタンドのにいちゃんだったり、ベーグルカフェのバイトのお姉さんだったり、デリの店主のおっさんだったり、ファーマシーのレジのおばさんだったり、それこそニュースペーパースタンドで新聞売ってる移民の少年だったりするんでしょうね。特に言葉を交わすわけでもないのだけれど、お互いに顔を知っていて、「よう、元気?」「どうだい、調子は?」的な目線を交わしたり、たまに気が向けば一言二言くらいは喋ったり。なんて感じ。geneも経験あります(^_^)アメリカという国の一番好きなところは、人々、知らない同士の人々が、目線をそらさないこと、むしろお互いに眼を見て反応しあうところでした。キケンな国の印象に反して、知らない人に反応する社会。いや、そうやって「知らない人」を減らすことが、peace keepingなのでしょうね。
おっと、ビロン&ミロン兄弟の義姉、シャルロットさんもいますヨ。察するに、まだ弟たちと出会う前、二人を引き取る前のようですね。
後の 義姉と弟たち |
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これも、一度プレモで演りたかった楽曲のひとつですね~。作詞:西門加里さん、作曲:小室哲哉さんとなっている、『Confession~告白~』。アルバム『GiftsForFunks』、『DRESS』ともに収録。西門加里さんというのは…実は小室みつ子さんと同一人物の別名義です。
演りたかったのはまさに冒頭の部分。あ、曲では冒頭ではないのですが…。プエルト・リコの少年。以前にこの二人の兄弟を、夢見るプエルト・リコの少年として撮影した時から、この曲が頭に浮かんでいました(^_^) あ…その時の記事をみるとプエルト・リコって明言していないか^_^;
geneもかつて、駐在としてカリフォルニアに行きました。その時にもこの曲をイメージ。途中でも書きましたが、この曲のモチーフになっている青年は、なんとなくですが、留学やブロードウェイ挑戦!のようにパーソナルな目的で海外に住んでいるのではなく、なんとなくですが、ビジネスの事情で棲んでいるんだろうな、本人もいきたがったんでしょうが、カイシャの命令なんだろうな、って言う印象を持っていました。たぶん、彼らのデビュー曲が商社のヒト的なイメージだからなのかもしれませんが。ファン層的にもどちらかというとそっちのほうがあっているような。
で、そんな淋しさ、切なさを併せ持ちつつ、ニューヨークらしき街の雑踏の中で暮らす青年をとりまく、街の顔、顔、顔。
ダイムとか、エアメールとか、プエルト・リコとか、回転ドアとかそういう単語に、淡く、海外で暮らすことを夢見たり憧れたチュウガクセイもいたかも。そしていまドイツに駐在して、プレモに触れている人もいるかも。geneも、この曲がなければアメリカに行くこともなく、Palo Altoでプレモに出逢うこともなかったかも。
ここでは、長期の出張ないし出向でニューヨークに出向いているという設定をジョー・ジョースターに加えて、再現しました(^_^)