2015年5月1日金曜日

その395 

Working-harder Style!

5月1日、働く人の日。

The International
       Worker's Day!

いわゆるメーデーです。

巷では、道理をわきまえない警官の行動に憤った市民の怒りが暴動を呼び、21世紀とは思えないほどの国家VS市民の戦いが…しかも、アメリカで…。うーん、世も末じゃ。

そう、確かに、警察権力、Public Defenceというものは時として、市民を傷つけ、市民ににくまれ、市民と敵対する存在。かつては国家権力が市民を抑圧していた時代、また現在は国家において異なる幾つかの階層が存在する場合において。。。

しかし!

愛と正義と平和のために

日々がんばっている警察官も、

たぶんいるのです。

だって彼らもまた、

僕らと同じ、

働く人だから!!


職業、警察官

Law Enforcement Officer!


働く車、っていうと、建設機械ジューキーズのほかに警察車両や消防車両が想起されますが、なぜだか、働く人というと尊敬される職業の代表である消防士は出てきても警官は出てこない気がします。って、そんなことない?

かくいうgeneも、もともとそんなに警察官は好きではありませんでした。まあ、あまりいい思い出もなく…。

しかし、ここでは改めて、市民の安全と社会の健全さのために戦った、あの組織の警察官たちをフィーチャーして、「働く警察官」に感謝の気持ちを捧げておきましょう。

Working-harder Style!!

おーい、みんな有給取れよ~



…というわけで、珍しくメインの劇場からここ舞台裏に登場しましたるは、プレモ・ポリス軍団から、"不殺"を掲げるあの組織。

香取隊長、ハードパンチャーのイチゴちゃんこと藁実神威、スナイパー物部伊織、そしてその仲間たち On Board!

詳しくはこちら、4月演目『P - ポリスストーリー - featuring "S - 最後の警官-"』をご覧ください。…というか、この演目をやったがゆえの、このメーデー^_^;



昨年は、農業娘、整備工の青年、そして鉱山オヤジをフィーチャーした Working-harder Style、メーデー特集。そしてことしは、公務員にも眼を向けてみました。

そう、警察官は公務員。労働組合を組織できないため、メーデーとはちょっと縁遠い存在。それどころか、20世紀、資本主義と共産主義の競い合った時代にはむしろ、資本主義経済と自由主義社会を支える暴力装置として、共産主義者や社会主義者、そして労働者や農民の活動を取りしまった側、という立場。

しかし時代は変わり、暴力によって社会を転覆させようとするさまざまな思想や背景の"国テロ"たちと闘う、社会の闘士として、ようやく真の、Public Defenseに返り咲いたのでした(?)


…と言っても、それはあくまで社会が安定し、比較的ひとつの価値観に向かっていれば、の話。独裁政権に使われる警官や、差別意識に汚染されて市民を攻撃してしまうような警官もまだまだ世界にはいますし、そもそも、何が正義で何が護られるべきものなのかも、あくまで相対的なもの。時代が、歴史が、後に判断するもの。

そんな中でも、この国では、割とこの問題は大きくならないように思います。そもそも、警察大好き!な国民性。TVをつければ、現代劇、時代劇問わず、警察ドラマが満載。アメリカだと、『白バイ野郎 ジョン&パンチ』『ポリスアカデミー』くらいしか知らないなあ。。

本来暗殺者たちが主人公のはずの『必殺』シリーズですら、その元締めたる中村主水の昼間の職業は警察官。。。それに、『大岡越前』とか、三権分立ぜんぜんできてなくて、警察権力と司法、どころかその場で独断立法が一体化してるっていう超ヤバい状態なのに、なぜかそれを観て鬱憤を晴らす国民。。。うーん、楽観的すぎる。さすが、革命を知らない国。

どこまでも警察好きな国民性。ナゾです。

ま、それもひとえに、闘争や矛盾とは-比較的-縁遠かった、平和で平和で平和な社会のなせる技なのでしょう。そして、その平和を守っているのは、豊かさと安全を提供している、さまざまなギョウカイで働く人々なのでした。


うーん、なんのこっちゃ。

gene、歳を取る、の巻きでした^_^;


しかしどっちの側だとしても、ボウリョクはダメです。

悪徳警官も、暴動も、暴力革命も、もうお断り、な、21世紀でした\(^o^)/