2015年4月30日木曜日

その394 - New Horizons to Pluto - 

キノコつながりからの…?

ではなく、

New Horizons, was approaching, and finally approached to dwarf planet Pluto and its orbital satellites!

NASA、新たなる異形…
じゃなくて偉業。

太陽系外縁天体探査船ニュー・ホライズンズが、遂に、冥王星に到達し、今朝ほど、その画像を送信してきました\(^o^)/ …って寝てたから後から観たけど。。。

冥王星に、極冠の存在を確認!? さては、冥王の冠かっ!

そしてこちら、2月には衛星たちの映像も届けてくれています!

最新ニュースは、ついさっき公開されたこちらのリリースにて動画をどうぞっ。

…で、こちらの写真は、2月演目『大地の神』にて主演を務め、特に第四章第五章ではその真の姿と妻ペルセポネとの真のなれそめがあきらかにされた(?)、ギリシア神話の冥府の神、冥王ハーデス。

冥王星、すなわちPlutoの名前の由来となった神です。


「4603 ハロウィン(special)改」

geneのお気に入りのプレモです。何が改かというと、髪型。本来4603は海賊帽子をかぶっています。そう、本来は海のオバケなんですね~。この髪は確か、複数体所蔵している「4592 原始人(special)」から移植しました。そして鎌。これは農具セットですね。以前、Wizardry!のFLACK!を作ったときのと同じものです。

「だ・か・ら! 僕はシニガミじゃないってば!」

そして、惑星でも、ない…(>_<)

ええ~!?そうなの!?
…そうです。dwarf planet、つまり、準惑星です。




2月演目の第五章では、大地の底に構えた小さな庵に、昏倒してしまった大地の姫ペルセポネを運ぶため、ともだちのキノコ君本名ベニテングタケ君に、切り株の扉を開けるのを手伝ってもらいました。

農耕の担い手にして大地の神たる(?)ハーデス。

さすが。

分解者の菌類ともおともだち(^_^)





んで、これは、そのハーデスが我を忘れて暴走したときに顕れる第二の人格、冥界の破壊神、その名はタルタロス。といってもこれはここ"pax fantasica"でのgeneオリジナル設定でして、本来のタルタロスは、ハーデスたちよりも更に更に旧い神で、原初の大地母神ガイアの夫の一人。天空のウラノス、海洋のポントス、そして深淵のタルタロス。最初の三人は、兄弟ではなく、妻を同じくする三人の男でした。そして世代は変わり、オリンポスの時代には天空のゼウス、海洋のポセイドン、そして冥府のハーデスと、兄弟に。古代の婚姻制度が一妻多夫だったのが、やがて男系社会に替わっていったのを示しているのかもしれません。

タルタロス。「4694 フードの幽霊(special)」。これまた、ハロウィンを意識したオバケプレモですが、ヨーロッパによくある、口を縫いつけられている(>_<)的な描写の、アジア人にはブキミすぎるこの形相。。。ちなみに4603も4694もどちらも蓄光です。右手に装備しているトマホーク的なポールウェポンはオリジナル。鎌は前述のとおり。

4603と4694はギリシア神話以外でも、この形相で大活躍(^_^)

たとえば、秋の農耕のお祭り、10月演目『Halloween』では、二人とも蓄光を活かしての出演。 


11月演目『うろ覚えBASTARD! -暗黒の破壊神-』では、4694が最強のアンデッド、"エデ=イーのリッチー"を演じ

そして4603は…

闇の司祭アビゲイルにして、その正体は箱舟キング・クリムゾン・グローリーを降りた、元十賢者を!

…あと、後編では変装して大柄な侍、アンガス=ヤーンに扮したりもしました…^_^;

舞台裏のほうでは、『Once Upon A Time』にて怪優ロバート・カーライルが演じる"闇の王ルンペルシュティルツキン"を演ってます。

ヘンリーの"おじいちゃん"ことルンペルシュティルツキンと、法律上の母ことレジーナ。

二人は実は師弟。

ん?女子だと師妹なのか?





で、話がすっかりそれてしまいましたが、、、

New Horizonsは、冥王星に接近し、その画像と、また巨大な衛星カロンの画像を送信。

カロン/Charonは、プレモ誕生の4年後、1978年に発見された衛星で、冥王星プルートー自身の7分の1にも達する質量を持つ巨大な衛星。ゆえにしばしば、二重天体と称されます。

ちなみにカロンとは、冥府を流れるアケローン川(この川の名前は、史上最大のウミガメ、アーケロンの名前で有名かな?)の渡し守、カーロンにちなんだ名前。

闇(エレボス♂)夜(ニュクス♀)のあいだの子にして、眠りの神ヒュプノスシの神タナトスの兄弟。兄弟たちはみな、冥府の底タルタロスに居住。ヒュプノス、タナトスは有翼の神であり、その性質からも、中二たちが大好きな二神ですね^_^;

かの、詩王オルフェウスが亡き妻ユウリディケを連れ戻そうと冥府に降りたとき、オルフェウスを運んだのも彼、カーロン。ということはたぶん、11月ごろには登場しますよ(^_^)

うぉ。しかし、ミケランジェロ筆の姿は、すげー形相だ!

その真の姿は、NASAのサイトにて、New Horizonsの成果をご覧ください(^_^)

PlutoとCharonが互いの周りを回る姿はこちら。

あー、なんでこの衛星、ペルセポネって名前にしとかなかったんだろうねえ^_^;あ、やっぱり、年に4か月しか一緒に居ないんじゃ、ずっと周りをまわってる衛星には適さないから?もしかして、新発見の地形等にその名前がつけられる?


ちなみに現時点で、カーロンの母ニュクス、ヒドラ(なぜここに…)、地獄の番犬ケルベロス、アケローン川の本流にしてオーケアニデスの長姉ステュクス、の名前が、冥王星の残る4つの衛星に付けられています。いずれも、21世紀になってからの発見!なんとケルベロスは2011年、ステュクスは2012年というのですから、驚きです。宇宙はまだまだ、フロンティアですね!

うーん、しかしネーミングに統一性がない!やっぱりできれば最大の衛星をペルセポネに、残りをケルベロス、ヒュプノス、タナトス、ステュクスくらいにしといてほしかった…。忘却の川レーテーとか、悲嘆の川コキュートスとかでもいいけど…。って、そんならじぶんで発見しろ!>おれ ^_^;

これらはすでにほかの天体に名付けられていたのかもしれませんね。


あ、そうそう、天体と言えば、『もやしもん』『純潔のマリア』で知られる石川雅之さんの新作は、天体、宇宙、物理をテーマにした作品で、プルートーやカロンも登場する(!?)との情報です。

そちらも楽しみにしておきましょう!!

追記:

この稿を書いた後、ふと庭に出たら…

あれ?東南に何だかさそり座的なS字が。ついこのあいだまでオリオンが通過していたところのちょい下。

もうそんな季節か。アンタレスえらく瞬いているなあ。こんな風に観るのは初めてだ。そういえばこんな季節はなかなか観測に適した晴天はないなと、寝不足になるのを承知で望遠鏡を出し、観測観測。アンタレス、初望遠鏡観測。

ふと。

あれ?

さそりの左手のとこ、あんな明るい星あったっけ?ふつう三つじゃないか?と思ってみると、なんと、土星でした!

昨年に輪っかを初観測して以来、ことしはどこかなーと特に調べずにいましたが^_^;あんなところに。

うーん、さそりの左ツメでつままれる、先代の大地の王、ハーデス(プルートー)の父、クロノス(サトゥルヌス)、すなわちSaturn。

NASAとNew Horizonsと石川さんのおかげで、冥王星ゆかりのさそり座と土星を同時に観測することのできた、超ラッキーな夜でした。

しかし、、、撮影は難しいですね。iPhoneで撮ったところシャッターの爆音に近所の方が驚きそうで冷や汗^_^;、いつもこのブログの写真を撮っているGRで無音で撮影してみましたが、こんな感じ。iPhoneよりははるかに撮りやすかったですが、やはりボケボケでした。かろうじて楕円。

実際には、望遠鏡ではくっきりと!惑星と輪が別々にくっきりと、観測できました\(^o^)/