2015年4月12日日曜日

Easter Special - Fresh Hunt!? - Eastern Vol.02 

A Stegosaurus is walking.

Walking for green grass.



"Collecta 89400 Williamsonia"

"Collecta 89403 Monanthesia"





国内では

"Collecta 89400 キカデオイデア"(右)

"Collecta 89403 ベネチテス"(左)

として知られる中生代の情景素材の樹々。

背の高いほうが89400。幅広が89403。

しかし調べてみると英名は違う名前。

はて?

樹の陰からおもむろに登場する、
ステゴサウルスの幼体(ってことで…)


優雅に食事を楽しんでいるようです。。

このステゴサウルは紅い体躯が美しく、Safariにしてはめずらしい(?)、よい出来です(^_^)

他社のステゴサウルスより一抜け。


キカデオイデアなのか
Williamsoniaなのか、

ベネチテスなのか
Monanthesiaなのか?


その謎は…

ベネチテス目に、
 キカデオイデア科
 ウィリアムソニア科があるそうです。

で。キカデオイデア科とされるのは、キカデオイデアモナンテシア

つまり、89400は英文のとおりWilliamsoniaだとすると、キカデオイデア科には属さない種なので、ベネチテス(目)と呼ぶのであれば正解ですが、キカデオイデアと呼ぶのは違うようです。そして89403はMonanthesiaであれば、確かにこれもベネチテス(目)でもありますが、キカデオイデア科なので、、、輸入の段階で名前が逆転しちゃったのか?

…と思ったら!英文商品名、89403は、正確には、"89403 Monanthesia and Cycadeoidea Tree"でした!

ということは、、、この幅広のモデルの方は、キカデオイデア科のキカデオイデアとモナンテシアなんですね。そう言われてみれば、幹に花らしきものがついている背の低い樹と、背の高い椰子のような樹と、二種類あるのか。。。よし、ベネチテスと呼んでいても問題なし!(^_^)

にしても、ベネチテスというのはどこから出てきたか。。。

あ!なんと、ここを読むと、ベネチテスとキカデオイデアは同一種らしいです。。Bennettitesは葉の化石に、Cycadeoideaは幹と生殖器官の化石に付けられた名前ですが、後に同じものとわかった、と。

あと、キカデオイデア科とウィリアムソニア科は偶然に似た姿になっただけで、直接には関係がないかもしれないんだそうです。

うーん、ややこしいっ!^_^;


でもここの記述から、なんとなく89403の種の同定ができそうです。

"キカデオイデアは幹が異常に太く"、"茎の先に雌胞子葉、根基に雄胞子葉"、生殖器官は華あるいは胞子葉穂、"被子植物の花と似ている"などなどの記述からは、この太くて短いのが、キカデオイデアかと思われます。でもって後ろの背の高いほうがモナンテシアかと。

三畳紀から白亜紀まで栄えた、植物界-蘇鉄門-蘇鉄綱に属する植物。

なんとなくこれらがあると中生代っぽく感じてしまうのは人類の共通認識ですね。

おおっと、そんなことをいっているあいだに
その樹々のあいだから、なにやら恐ろしげな爪がっ!