その166
「おい、gene。えらい遅いな?ちゃんと注文したのか?もう12時になるぞ。これじゃあ昼飯も取れないぞ。」「おっかしいなあ。ちゃんと注文したさ。住所もちゃんと言ったし、だいたいこのあたりでブロック塀と小屋を造ってるうちってここしかないし。」
「おやじ、さきに昼飯にする?」
「6339 工事作業員の二人(add-on)」
P&M GmbH所属のコンストラクションワーカーですが、なにやら親子な設定?
後ろにあるのはミキサー…ということは待っているのは…。
「おい、ちょっと電話してこい。」
「えー、もうすぐ来るよ。」
「もうすぐっていつだ。
電話してこい。」
「ぐー。」
「住所、ちゃんと言ってないかもだろ。おまえ、いつもウワの空だからな。」
「ちゃんと言ったって!」
「あ、あのー。。。」
「お!来た!」
「ここって、サンドタイドの69番地じゃないですよね。。」
「ほらみろ!おまえ、ちゃんと伝えてないじゃないか!」
「え~、お店の人の聞きマツガイだよ~」
「まあいいか。よっし。じゃさっそく、セメン(ト)をねるぞ。
まず生コンミキサーの中に、セメント砂と水を入れる、っと。」
「おっけっけー。
こっちはいつでもおーけー。ぐるんぐるん回せるよ。」
「おう。こっちもぐるんっといかないように押えたぞ。投入、開始!」
…って、誰が!?
このミキサー、ギアがついていて手動で回せます。向かって右のハンドルを回すと、ミキサーが回って生コンが精製され、出来上がったら左のハンドルでザバっと流し込むことができる、という作り。
「おう、ホームセンターのにいちゃん。わるいがそれ、袋あけて、この中にぶっこんでくれないか。ちょっと遅れててな。」「てな。」
「えーーーー!それはサービス外ですよ!」
「遅かったんだからいいなじゃないか。頼む!」
「…遅かったのは、そのヒトが住所マツガエたからじゃ…。」
「ごめんよーーーーー。」
「しょうがないなあ。今回だけですよ。
う、うー。重い。こんなのここまでは持ちあがらないなあ。」
「しょうがねーなー。おい、gene、手伝え。ミキサーはおれが押えておくからだいじょうぶだ。」
「えーーーー。」
「せーの。」「せーの!」ザザザーーーーー!!
「おやじー。ぜんぶいれたぞー!」
「おう。とうぜんだ。」
「じゃ、まぜとけよ。おれは昼飯にしてくる。」
「げーーー。ずるーい!」
こちらのセット、数あるコンストラクションセットの中でも服の色がとても鮮やかできれいなもの。
通常、黄色かオレンジのシンプルな制服がほとんどのプレモの建設作業員ですが、今回はベストやデニムシャツのポケットにまでこだわってます。カーゴパンツもかっこいいね。
ミキサーのギミックもなかなかの出来です。ギアはいつも男の子の垂涎のアイテムですから。
そして工具は今回は7点セット+バケツ。シャベル、ピッケル?、左官の鏝(コテ)が2つに、ノコギリ2本、そして水準器。
さてさて、へっぽこgene君とおやじさんは、ちゃんとブロック塀と小屋を建てられるのでしょうか?