その142
その男、異形につき。その男、奇矯につき。
その男、酔狂につき。
あやしき衣をまといて瑞穂の野に降り立つべし。
「figure series 4 ボーイズ 10 パイロット」のカスタムで、とある20世紀の将軍です。
帽子は「6287 三人の警察官 - 制服緑(add-on)」の女性警官の制帽を流用。スカーフは出典不明。そして左手の小物はなんと、プレモのパーツが仮止めされていたプラスティック枠を切って作りました。手のサイズに若干あわないのでテーピング。持ち手に布が巻いてあることにしてください。
将軍が乗ってきた飛行機的な演出で後ろに映っているのは、、、なぜかドイツ旅客機(笑)
こちらは謎の組み立て玩具mic-o-micで、当初はLufthansaだけでしたが最近、JAL機も出ました。
geneはドイツ行と、フランクフルト乗換リスボン行の二度ほど、Lufthansaにお世話になりました。
mic-o-mic、ドイツ製のようです。ドイツ、どこまでも知育玩具天国です。
鮮やかなスカイブルーのスカーフが、ダンディを通り越してかなりフェミニンなおしゃれさも併せ持っていたという将軍にぴったりです。なんでも毛皮を着てたこともあるとか。
右手には杖を持っていますが、これは初期の姿。降り立つべしの頃にはもう使っていません。
figure series 4 ボーイズ 10のオリジナルは帽子ではなくヘルメットをかぶってます。ヘリのパイロットです。カーキの軍服にグリーンの帽子ですが、そもそも将軍の帽子も所属する軍のものではなく、フィリピンでもらったものを生涯愛用。つまり制式採用されてるものじゃないんです。
戦いのエリートの家に生まれ、戦いに生き、戦いに敗れ、やがて舞い戻り、三つの国に生き、たぐいまれなる法典を遺した将軍。
なんともアンビバレントな存在です。
なんともドラマチックな存在です。
岡田君のNHK ザ・プロファイラー、なかなかよかったです。