その074
勝利に乾杯!ワインを飲んでいるのは大天使ミカエルこと「figure series 4 ガールズ 6 天使」。
同じく、ラファエル「figure series 4 ガールズ 3 妖精」、ガブリエル「figure series 1 ガールズ 2 花の妖精」、ウリエル「figure series 2 ガールズ 1 ティンカーベル」の四大天使軍団です。
こうみえてすごいんです。
・・・ではなくて、もともとは残りの三体は妖精でしたね。
羽が昆虫のものなのが妖精、鳥類のものなのが天使、コウモリのものだと悪魔かなんかワルいほう(演目のWizardryをご覧ください。)。これがプレモの、というよりヨーロピアンファンタジーの基本のようです。
しかし昆虫って・・・、妖精ってそんなに小さいんかい、と思いますが、実際、『ワンス・アポン・ア・タイム』のブルーフェアリーなど、とても小さいです。ぶんぶん飛んでます。
トンボを持たせているのって、縮尺を示すためなのだろうか。。。とするとだいたい30cmから40cmくらいなんだな、このティンカーベルは。
ところで普段あまり考えたことがなかった四大天使について調べてみました。すると、主に崇敬する大天使の数が教派によって違うとか。
東方正教会ではミカエルとガブリエルを中心に七大天使。
プロテスタントではミカエルとラファエルのみ、またはミカエルのみ。
そして面白いのがカトリック。最初に『ヨハネの黙示録』で天使軍を率いるミカエルのみ、やがて受胎告知のガブリエルが追加、『トビト記』に登場するラファエルを追加、さらに外典に登場するウリエルも加えて、四大天使となったものの、6世紀には四大天使扱いされていたウリエルが8世紀になると外典出身ということを理由にはずされているそうです。
それで時々ファンタジーの中で、ウリエルってなんとなくダークに描かれたり堕天したりするんですね。。。
ちなみにクルアーンには天啓の天使ジブリール[ガブリエル]と戦士の天使ミーカーイール[ミカエル]が登場し、特に預言者にクルアーンの言葉を伝えたのがジブリールとされているとのこと。へえ。その後、預言者の言行録であるハディースで、審判のラッパを吹くイスラーフィール[(イス)ラファエル]と"シ"の天使アズラーイール[アズラエル]が加えられたそうです。
四大天使ってひとことに言ってもいろいろあるようです。