その138
そして今回的には真打登場~フレグの末裔こと「4691 アラブの戦士」、これまた白馬騎乗カスタムです。もう、白馬、何頭いても足りないです^_^;
みため、まるっきりアラブですね。モンゴルの片鱗もありません。
最近では、『マギ はじまりの迷宮 異伝』に、主人公のひとり、バルバッド第三王子アリババ・サルージャとして出演しました。
もちろん、『欧亜伝』にも登場。当初geneは、マチガエてバトゥの裔とか書いてましたがチガイます、フレグです。アバカです。アルグンです。
geneの好きな…ハルバード!
…って、 アラブにハルバードってあるんですかね...
ロバとわたし。
左がポアトゥロバ、右がふつうのロバ。どちらもまだおこさまです。
右手だけガントレット。これは、アリババ・サルージャの部分魔装の表現のため。
この組み合わせだと、白い馬、白いターバン、そして白い花♪
清らかな印象です。
オレンジの盾と黄色の花も。
正面。
ツブツブヒゲです。モンゴリアンの面影はすでになし。
イルハン国の王は、初代フレグ、二代アバカ、三代目はモンゴルらしくアバカの弟のテグデルが最初立って、でも結局四代目で息子のアルグン。
皮肉なことに、次の代でも、最初は弟のゲイハトゥが立ち、息子であるガザンに至るまでにふたたび(みたび)あらそいがありました。
弟か。子か。それが問題だ。
アルグンはヨーロッパ、イングランドのエドワード1世とフランスのフィリップ4世に使節を送り、ローマ教皇とも書簡のやりとりをしています。
そう!こんな風貌で表現してしまいましたがなんとアルグンは、クリスチャンなんです。
また、フビライに仕えていたマルコ・ポーロが、アルグンからの求めに応じて妃に内定したコカチン王女を西アジアに送る口実で、長年の務めを辞してイタリアへと帰還した話は有名。しかし、、コカチンって、マルコの記録以外には見当たりません。父も母も不明。。。ほんとにいたのか??