2015年2月27日金曜日

その350 

アルバム『14』
14. 金曜日のライオン
~Take it to the lucky~

  - Roman Leo Mix


Uhhh Uhhh

HA!! Uh!!!
Bobo-Dioulasso




窓に拡がる~

アフリカ~
Africa!!
いま赤く燃える
サバンナ~
502回目のSaharian Night

月夜に光る翼眺め...

...忘れるよジェリア いまは...


Take It To The Lucky

君を迎えに来る日まで...

出逢った町はボボ・ディウラッソ

ボボ・ディウラッソ。てっきりサハラかマグレブ地域だと思っていましたがなんと、西アフリカのブルキナ・ファソにある町なんだそうですね~

君はモスクに祈る娘

長いゾウの群れたやすく~

心と同じに操る~


ユナ「うわー!ゾ、ゾウだ!!」

ディアボロス「アフリカゾウなの?」

ボンジョルノ「イタリアゾウだよ」

チャラブローノ「…バカ…」

いまも思い出す
That Log Cabin
星を…
散りばめた…
甘い夜~
…。
ユナ「ちょっと、あのログキャビンの前に、またなんかカメがいない?わたし、カメはキライなの!カメになんかゼッタイにはいらないからね!!」

Take It To The Lucky♪

...進むよCruisin' van

Do-Da-Da
Do-Da-Da

Di-Da-Da
Hi-Ra-Di

林駆け巡る

Animal ..

.. Kingdom
YOU MAKE ME FEEL A LIFE


Together Together

二人の小舟

麻のドレス着て

You're like a Sea-Gull!

マラケシュ♪




カサブランカ♪

小麦色の肌~

You are the sea wind♪


Tam Tam dancin' Sunrise
朝日に映る~♪

..You don't have to say Good-Bye, windy, Jeria..

ボンジョルノ「Together, together♪」

ユナ「うわっ!ビックリした!」





~~~

そして、プレモリミックス『14』の最後を飾るのは、1stアルバム『RAINBOW RAINBOW』にも収録され、かつ同時発売されたという、1stシングル曲『金曜日のライオン(Take it to the lucky)』!作詞・作曲共に小室哲哉さん。うーん、いい単語をふんだんに盛り込んだ、名詞だと思います。作曲者、プロデューサーとしての成功は誰もが知るところですが、この詞の才はホントウに素晴らしいです。

ザンネンながらgeneは、中二時代にはこの曲を知らず、後にベストアルバムで知るところとなりました。デビュー曲らしいよ、と噂には聞いていたものの、実際に聴いたのはずいぶん後になって。

geneの勝手な想像ですが、この曲の歌詞は、仕事の都合で何度もアフリカを訪れているヒト、80年代の景気がいい頃の商社マンのイメージです。具体的に出てくる地名は、ブルキナ・ファソのボボ=ディウラッソ、モロッコのマラケシュ、カサブランカ、そしてサハラですから、マグレブにもサブサハラにも行っているということで、かなりあちこち行ってるわけですが、共通点はフランス語圏てところですね。たぶん、フランス語ができるのを買われてこの地域を担当している??商いの対象は…タコか!?いやいや…。

502回目の…。ジェットライナー…。夜間飛行…。それはビル、クルマたちの群れ…。忘れるよ、ジェリアいまは…。などなど、アフリカと東京を往復しているイメージです。

実を言うと当初聴いた時は、マラケシュ、カサブランカ、そしてモロッコという北部アフリカの印象と、長いゾウの群れという中部、南部の印象がどうにも不思議でしたが、調べてみて、ゾウはブルキナ・ファソのほうなんだと判明。アフリカで商社、といえば丸紅さんか?ということで、勝手にモロッコやモーリタニアにタコルートを築きに行っている青年をイメージしていましたが、ブルキナ・ファソには丸紅さんの拠点はありませんでした。ま、84年当時はサンカラによる革命が一番元気だった頃、つまりバリバリの第三世界型共産国だし、それはないか^_^;

それにしても、ボボ・ディウラッソという都市名の響きは最高にいいですね!

いまでこそ、アフリカ市場だとか、アフリカ・エイドだとか、いろんな分野でアフリカが語られるようになっていますが、80年代には、まだまだアフリカって未知の大陸、というイメージだったと思うのです。ご両親が外交もしくはJICAやJETROの仕事をしてるか、日揮、丸紅あたりに勤めてるか、でもなければなかなか触れることのない地域。そんな時代にアフリカをとりあげたことで、エキゾチックさが表現され、それを、これでもかと出てくるメジャーどころのアフリカンアニマルと、タムタム、そしてこれまたなじみが薄かったイスラム教徒の女性、モスクなんかを登場させることで、異国情緒に満ち満ちた詞となり、シンセサイザーメインのテクノポップに、不思議な土着的な香りを添えている一曲かと。


写真では、ブルキナ・ファソ出身の学者兼ボランティアワーカー、シャルロット・サンカラさんを主役に添えました。カスタムしたもののキャラが定まっていなかった彼女を、PM Bowlの流れにぶじ登場させることができたのは、並行してこの制作をしていたからでした(^_^) 感謝。