2014年4月30日水曜日

その140 

追え!追え!

走り去る恵みの季節、春風に花咲き誇るあの季節を追え、太陽の戦車よ!

…と ばかりに疾走するのは?


「4244 エジプトの二輪戦車」です!

鮮やかなターコイズが目に眩しい、単なる戦車であるだけでなくアートとしての風格すら漂わせる、古代の至宝。

これならヒッタイトもこわくない!?







その139 

走れ!走れ!駆けろ駆けろ!

春の訪れに追い越されるぞ!前へ前へ!


…と、砂を蹴立てて突進してくるのは?…ローマ兵?そしてその車を牽くのは…?
二頭の馬!

これは…チャリオット!(しかも車輪の色からはシルバー・チャリオッツ!?)


「4270 古代ローマ軍のコロシアム」より、二頭立てチャリオットの戦士、登場です。



2014年4月29日火曜日

その138 

そして今回的には真打登場~

フレグの末裔こと「4691 アラブの戦士」、これまた白馬騎乗カスタムです。もう、白馬、何頭いても足りないです^_^;

みため、まるっきりアラブですね。モンゴルの片鱗もありません。

最近では、『マギ はじまりの迷宮 異伝』に、主人公のひとり、バルバッド第三王子アリババ・サルージャとして出演しました。

もちろん、『欧亜伝』にも登場。当初geneは、マチガエてバトゥの裔とか書いてましたがチガイます、フレグです。アバカです。アルグンです。

geneの好きな…ハルバード!

…って、 アラブにハルバードってあるんですかね...


その137 

馬!!

ではなく^_^; キプチャク君です。またの名をジョチの末裔、バトゥの末裔。

この方も『欧亜伝 -我が征くは草原の道、我が裂くは大海の波濤-』でおなじみ、草原の一族のひとり。

本来は「4683 コサックの戦士」ということで、もっと後の時代のカザフスタンからロシア一帯の方です。

宗家と同じポーズで記念撮影♪

青と黄もあいます。補色の美学♪


その136 

モンゴリアン、ふたたび。

「4745 モンゴル戦士(special)」、こちらはほぼオリジナルです。馬だけがカスタム。スーホの白い馬だけに、白馬に乗ったモンゴル族です。

黄色が花に映えます♪



帽子がパオみたいです(笑)

モンゴル帽子、パオ、包子(パオズ)、そしてジンギスカン鍋?

パッケージの背景写真にはパオが映ってますが、商品化はされていません。2013-2014のアジア戦士の多くがモンゴル系なので、これを機にぜひ!

2014年4月28日月曜日

その135 

マンネリつながり?^_^;

…いやいや、中央アジアつながりです。

サカ族、フン族の時代を下ること約1,000年。ユーラシアの覇者となった、モンゴル族の三人。

黒い馬に騎乗しているのが「4745 モンゴル戦士(special)」のカスタム、徒歩なのが「5493 ドラゴンと宝物」より、アジアの戦士、そしてポニーに乗っているのが、モンゴル戦士、海賊などをベースに衣装・髪型替えをしたカスタムです。

それぞれ、テムジン、ジョチ=カサル、ジョチと名付けてありますので、族長、その弟、その…おそらくは長男、です。

この方々も売れっ子俳優。

初演は『欧亜伝 -我が征くは草原の道、我が裂くは大海の波濤-』のプロローグで、物語がはじまる遥か昔の大陸を治めた一族として父子でちらっと登場。

続いて『マギ はじまりの迷宮 異伝』にも、テムジンとジョチが登場。

三人そろった姿はこちらの舞台裏で、一度登場済み


その134 

続いては、アジア最古の騎士、サカ族の老王、つまり塞翁。

「5493 ドラゴンと宝物」より謎の魔法使いのカスタム。

黄金でこしらえたトンガリ帽子のサカです。


今回は、中央アジアにも花が咲くバージョン。

5月演目に出演予定です。役柄は…馬がらみではありますが、今回はちょっと違う馬になります。かっこいいヨ!(後日リンクはります)


疾駆!疾駆!!疾駆!!!

この馬は、ちっちゃいゾ

ポニー(「7112 ポニー(add-on)」)だゾ

文句は言わせないゾ!


ソーマの素はどこだ~(の逸話はこちらをご覧ください。またこのテーマでいずれ演目やります!)

2014年4月27日日曜日

その133 

またしても頻出、アジアの騎士こと

「figure series 5 ボーイズ1 サムライ」



「5493 ドラゴンと宝物」

の騎乗カスタムバージョン、今回は春の花合戦です。試合です。相討ち禁止ですヨ。

金将が4月演目の『マギ』に練 紅炎役で出演…予定だったのですが、赤をさらに強調したかったために、別の俳優に役を譲ってしまいました。鎧などはこちらのほうがマッチしているのですが。

銀将もそもそも役ナシのためお休みです。

その132 

そしてこのあたりから、4月演目を振り返りつつ、5月演目の番宣をしていきます!

まずは、劇団プレモ座、トップスターではないかとのウワサのカスタムプレモ…

「4746ダブルアックスを持つ騎士(special)」ですね!



連休ゆえか、テンション高めなgeneですがご容赦を(笑)

ここではいつも、ダブルアックスではなくてグレイヴを持っている姿ばかりでスミマセン。

しばらく練 白龍の衣装から変えていないもので・・・オリジナルでは、ヨーロピアンな方です。チュニック、ヘルムの飾り、そして盾の模様のイエローが鮮やかな、春らしいファッションの騎士。

剣の鞘が豪華なのもポイント高しですね。

いまは黄色は服だけですが、背景のおなじみの造花とあわせて春にしてみました。しばらくこの背景が続くかもですがこれもご容赦を・・・^_^;


2014年4月26日土曜日

その131 

スーハー スーハー

ダーンダーンダーン ダーンダダーン ダーンダダーン ダーンダーンダーン ダーンダダーン ダーンダダーン

あ、あれは!シスの暗黒卿!?

「figure series 2 ボーイズ 2 スペースエイリアン」。ナゾの光線銃を装備。
Your Empire!? We have been fighting to protect the republic and democracy!!!


だいぶ違いますが、オビワン・ケノービも。

「5293 ケルトの戦士とキャンプファイヤー(special plus)」をベースに、弓矢と槍を預けて代わりに「4521 アラブの戦士」の黄金のマスケット銃を装備。ブラスターではないのはご容赦を。


・・・なぜ急にスター・ウォーズか?それは・・・

その130 

アラブ特集、トリを飾るのは・・・ドンドンドンドンドン!

「4247 ラクダを連れた2人の盗賊」のうちの一人。geneのもとにはジャンク品として、たったひとり、やってきました。

「4248 エジプトの盗賊」の配下にして、二頭のラクダで黄金の甕や壺を運ぶ、デキる男。

そしてここではさらに・・・重武装!?

月明かり(?)とアラブの戦士。

左手の黄金の剣は、別の騎士から。"pax fantasica"『マギ』では、アリババ君の持つ"アモンの剣"の炎を噴き出した場面に使っています。

右手の黒い旗は、盗賊騎士団のもの。「4872 盗賊騎士団 砲手」のものを借りています。ハヤブサの紋章です。


その129 

先週に引き続き。月の砂漠を。

アラブの・・・盗賊?

墓泥棒という説も。ピラミッドや古代エジプト人をフィーチャーしたエジプトシリーズと共にリリースされた、「4248 エジプトの盗賊」



「4247 ラクダを連れた2人の盗賊」の親玉にして、「7462 3人のエジプト盗賊団(add-on)」の親玉にも使える、威風堂々とした盗賊。盗賊と言えども侮れません。馬術、剣術ともにマスタークラス、だと思われます。


ダチョウも思わずびくびくと覗き見。

馬の足元には盗んだ宝箱が!?

黒い頭巾に黒い覆面。黒いパンツ。濃いカーキのチュニックとのバランスも絶妙です。


2014年4月20日日曜日

その128 

こちらもそろそろオールドに含まれるレアものかな。

「4521 アラブの戦士(special)」

アラブ戦士は最近では4691がありますが、両者、まったく違う出来栄えにしあがっていて面白いところ。どちらも秀作です。

4521、本来はゴールドのマスケット銃を持っていますから、時代設定的にはこちらのほうが新世代と言えます。

ポイントは・・・サンダル!!ゴム製です。

もちろん、淡いブルーのターバンもレアアイテムですね。

4521、4691、共に"pax fantasica"の2014年4月演目(まさにいま!)『マギ』に出演。

それぞれシンドバッド王とアリババ・サルージャを担当しています。



ところで前回分をここで訂正。いまWikipedia読んでいたら、なんとフタコブラクダは4世紀にはすでにアラブ世界に人為的に移入されていたとか。。


その127 

異なる教えとともに生きる人々。月の砂漠をはるばると。

「型番不明 アラブの男と女とラクダ」。手足の形状や日焼けの仕方からするにかなり前のものと思われます。90年代前半か80年代?geneはeBayでこちらにひとめぼれして入手。コレクターブックでもネットでも見つけられず、型番不明。

色褪せや、ラクダの脚の緩みなど、難のある品ですが、それでも貴重なオールドプレモ。ケース内に飾ってあります。

女性の手前に写っているのは三葉虫の化石。ホンモノ。

アラブの商人らしき男と、水場に水を汲みに来た女性。そしてこちらは美しい織物の鞍をつけたヒトコブラクダ

バックにフタコブラクダが写っているのはご愛嬌。元来アラブ圏にはフタコブラクダはいません(移入されたものは除く)。英語でBactrian Camelというだけあって、中央アジアの高山地帯が原産。だから毛皮もふさふさです。キルギスなどシルクロードで活躍したのはフタコブのほう。対してアラビア半島や北アフリカはヒトコブです。


その126 

教会と共に生きた人々、後世の解釈のわかれる人々、と言えばこの方々。

おなじみ十字軍三人衆。今回は春の花畑バージョンの写真をお届けします。


「4625 十字軍の兵士(special)」「4534 テンプル騎士団のナイト(special)」、そして「fan park マルタ限定品  マルタ騎士団の司祭」。それぞれ、テュートン騎士団(ドイツ騎士団)テンプル騎士団(ホスピタル騎士団)マルタ騎士団(聖ヨハネ騎士団)という三大騎士団/騎士修道会の代表選手。

さすがドイツのGeobra。そしてマルタ島生産のプレモ。ここはいつにもまして気合が入っています。ということでgeneも何度も撮影。

十字軍には偏見の強かったgeneですが、さまざまな角度から学びなおしてみることになったきっかけをくれたという意味で感謝の意を込めて。


2014年4月19日土曜日

その125 

さて、ここらでプレモに復帰します。

新大陸つながり。「4742 コンキスタドール(special)」

16世紀、現在の南北アメリカ大陸で、インカアステカの両帝国を征服して現在のラテン・アメリカの礎を築いた人たち。コルテスとかピサロとかが著名人。このプレモはピサロの肖像や彫像に似せているようです。


うーん、さすがGeobra、さすがplaymobil。ムツカシイテーマをずばんとストレートに出してきます^_^;

馬はカスタム。さてこちら、ルシターノ馬でしょうか?アンダルシア馬でしょうか? 


その124 

「勝手に名乗ってんじゃねーよ!」

と言っているのは北半球代表、同じくやかましい方。

「Scheleich 14646 クズリ」

英名wolverine、和名クズリ、漢字では音訳で屈狸、意訳では貂熊と書きます。何やらデビル君にご立腹。

そう、先週登場したタスマニアデビルは、和名でフクロアナグマとかフクロクズリとか言われているのです。確かに、強靭な顎、獰猛な性格、そしてグルグルグルとやかましい習性はよく似ています。ウルヴァリン、学名でGulo guloと呼ばれているのはこの鳴き声からでしょうか?

Wolverineはご想像通りWolfから。


A wolverine meets a moose.


「Scheleich 14619 ヘラジカ」

 現存最大のシカであるヘラジカ。こんな巨大な獣にも襲い掛かることもあると言われるクズリ。最もキケンなイタチです。たぶん。

ムースとウルヴァリンの生息域は重なっており、 カナダ、アメリカ北部、シベリア、スカンディナビアなどに棲息。ちなみに和名のクズリは沿海州から樺太にかけて居住していた民族、ニヴフ族の言葉から来ているそうです。こいつはgeneも初めて知りました。

中国古文献に登場する麋鹿(サワシカ)をこのムースのことだとする説もありますが-geneもそう思ってました-、最近ではこれはシフゾウのことだという説が有力だとか。ほお。生息域がずいぶん違うので、漢詩や史書の分析結果、判明したのでしょうか。


2014年4月13日日曜日

その123 

みてんじゃねー!的なこの方も、Collectaの2014年新作。そして力作。相変わらずマニアックです。

「Collecta 88656 タスマニアデビル」

ちっちゃいのにかなり造りこまれています。表情、動き、特徴ある白い輪っか、素晴らしいです。

対するこちらも新作。こちらもマニアック。

「Collecta 88651 ヒクイドリ」

まあ、造りは普通かなと思いますが、こうして出してくれたことがうれしいですね。

共にオーストラリア。そういえばオーストラリアネタはここでは初登場ですね。


その122 

先週の荒野を行く男とロバの後をつけていたこの方。

「Collecta 88595 タテガミオオカミ」


マニアックな動物を美しく造ることにかけてはCollectaとPapoが双璧。いや、わずかにCollectaに軍配があがるでしょうか。


2014年4月12日土曜日

その121 

馬と言えばこちら。入手しました。

「Schleich 13666 ルシターノ馬(♂)」

午年に並べた馬の群れの中にはいなかったこの方。2014年の馬新製品ラッシュに押されて廃盤になったようですが、なんとか再入荷分を入手できました。

どうですか?この凛々しさ。


geneにとっては2012-2013年Schleichの馬の中で一番美しい馬。これまで不思議な馬しか買ってなかったgeneもこれだけは別格でした。

ルシターノ。イタリア語っぽいですが、スペイン産アンダルシア種に近縁のポルトガル産の馬。ということは、大航海時代を制したハプスブルクのイベリア帝国の人々はこうした馬に乗っていたのでしょうか。そしてアメリカの馬も?



その120 

荒野を行く人つながり。

そしてカラーリングの妙つながり。

7273 3人のカウボーイ(add-on)」の3人、そのまま紹介します。

オレンジとスカイブルーの使い分けが絶妙。三体の色が互い違いになりつつ、ホワイト、ブラックがメリハリを添え、そしてピンク色もかわいい名作のひとつ。

"pax fantasica"ではこれまでに、『STEEL BALL RUN』オマージュの演目で、ブンブンーン一家というチョイ役で登場。荒野を行く幌馬車を襲う悪役でした。ゴメンね。


2014年4月6日日曜日

その119 

荒野をゆくひとりのおとこと一頭のロバ。

相棒同士が水場で出会ったのは・・・



オールドロバ。
レトロロバ。

「7239 二頭のロバ(add-on)」こちらはサドル付きです。いわゆる旧ロバ。旧ザクとは関係なし。つぶらなひとみで素朴なロバです。体型も素朴。

飼い葉桶でしょうか?水桶でしょうか?何やら熱心にもぐもぐごくごくやっている様子。



わしの新ロバにも水をわけてやってくれんか、的なおとこ。気難しそうでもロバにはやさしいおとこです。なんといっても、荒野を旅する、頼れる相棒ですから。

ところでこの飼い葉桶/水桶。実はプレモの標準パーツではありません。さて、何でしょう?

その118 

それは、金鉱を探すヤボウに燃えた、ひとりのおとこ!

「6320 金鉱夫とロバ(add-on)」


これ、造形といい色合いといいパーツのバランスといい、近年最高傑作のひとつではないでしょうか!!

 ランタンをさげて歩けば夜道も安心。

もちろん鉱山の中に入るときも安心。


その117 


ゆけどもゆけどもサボテンしかみかけない荒野をいくのは・・・?


水樽に毛布、それにつるはし。荷物をロバにかつがせ、ゆっくりゆっくり、でも確かな足取りで進むのは・・・?