その200
「やれやれ。遥か遠くに来たのお。」「ホントに。もう200回か。早いもんだ。」
カスタム太古ガールこと「4592 原始人(special) - ブロンドの女媧=ネアンデルターレンシス」と「figure series 2 ガールズ 5 ジャングルの少女ジェーン - 三只眼吽迦羅 a.k.a. 西王母」のつぶやき。
「儂らが生み出したプレモ人類というのも、なかなか繁栄しているようじゃな。」
「あらゆる大陸、あらゆる島に、拡がった。」
アフリカ、オーストラリア、アジア、
ヨーロッパ、アメリカ…。
「男の子も女の子も、たくさんおるな。」
「まったく。」
太古の女神たちのつぶやき。
大繁栄なう。
「よきことよきこと。プレモよ、まだまだ殖えよ。」「そうそう。地に満ちよ。」
「サルと共に!」「ヘビと共に!」「干支かいっ!」
「figure series 2 ガールズ 5 ジャングルの少女ジェーン」と「型番不明 カスタムネイティブアメリカンガール」も、新旧両大陸より、つぶやきに参加。
夏、来たる。
灼熱なう。
感慨深げな二人。
「ところでおぬしは、あれじゃな。ペチャ…むにゃむにゃ…。」「…よけいなお世話だ。儂らの種族はもともと、長ずれば男女の差があまりなかった。どっちもゴツかったのよ。」
「ふーん、記念すべき200回じゃというのに、言い訳か。」「コラ!うるさいよ!先輩を敬いなさい!」
骨の首飾りがお揃い、ホントは仲良しな女媧と西王母です。
「ぷぷっ。」
「しつこいな!わたし、ヤリ持ってるんだから忘れないでよね!」
「すまん。そんなにおこるとは思わなかった。激おこぷんぷん丸か、おぬしは。」「…。あんたそれどこで…。」「ん?霜の巨人のヨトゥンが言っておったぞ。古ノルド語かな。」「違うわっ!」
「そうそう、そういえば大陸から大洋からどころではなく、最近は星空にも出て行ってるそうだぞ、プレモ人類は。」「へえー、星空?」「そう、ほかの星じゃ。そこでスペースジェイドなる宝玉を採取しとるらしい。ほれ、これも最近、そのスペースジェイドに付け替えてみたぞ。」「ふ、ふーん、、、前の魔力あったんじゃなかったっけ?換装していいの?」「あ、そうか、マズいマズい。」
「プレモ40周年。"production 75"第40回記念は、皇帝だったか。」
「おう、あの地中海のワカゾウじゃな。」
「そして100回は、キノコちゃんだったな。」
「うむ、あれは旧い。悠久の時を感じた。」
「星空へ、未来へ、まだまだいくぞよ。」「うむ、儂らある限り、まだまだ。」