その208
ジョディの父の登場?それってもしかして?
それでは引き続き、「3832 三輪バイク/Motor Trike」と、「5605 バンド」、「5604 キーボード奏者」のコラボ企画、夏フェス、"メサ・ロック・フェスティバル"、続きをお楽しみください。(第一回)(第二回)
ジャジャジャーン♪
ギュギュギューン♪
ニャニャニャン ニャニャニャ ニャニャニャニャン ニャニャニャ♪ ⅹ2
ニャンニャンニャニャニャニャン ニャニャニャニャニャニャー♪
観客「キャー!來未~!尚輝~!」
ジョディ=凛子「やれやれだヨ。いきなりわたしにかぶったわ!あのオヤジは!ライブ観に来るのになんであんな派手な登場なのヨ、まったく。」
アナ・スイ「お、お父さんっ!」
エンリケ「あのエンジン音、この空のディスクに録音したいなあ。」
ウェザリポ「あれ?ジョディ、何言ってるの?お父さんたち、観に来ただけじゃない…ヨ」
ジョディ、アナ、エンリケ「!?」
尚輝「おれたちに、『演奏してやる』、なんて言葉は必要ない。なぜならッ!演奏すると思った時にはもうすでに演奏は終わっているんだッ!」
來未「いやいや、そんな早く終わらないから。まだまだこれからだから。」
なんと、フェスにサプライズ参加だった尚輝&來未。
そう、この二人は単なるトライクライダーズではなく、すでにレジェンドにも数えられる、ミュージシャンだったのです!
尚輝。本名、海条 尚太郎(かいじょう じょうたろう)。元フリョウ高校生、その後、海洋冒険家、そしていまは陸にあがってトライクライダー…ではなく、プラチナディスクも多数アリのスターミュージシャン!!
來未。音楽をはじめたきっかけは弟が買ったBOØWYのCDにカップリングで入っていた『The Wild One』を聴いてSuzi Quatroにビビっと来たからだとか。ゆえに、來未をQumiと綴ってます。きゅみじゃないです。きゃりとぱみゅできゅみでもないです。
『The Wild One』。オリジナルは1974年11月30日リリース。なんと、プレモ発表の年ですね~。祝・40周年!!
って、ノスタルジックな69年じゃないのか!?トライクライダーよ!
ウェザリポ「次の曲は、っと。あ、『カイロへの道』だ。尚輝さんのおじいさんの作曲したやつだな。なつかしいね。さて、弾くよー。」
アナ・スイ「おれはあの曲、『じじい、お前とはもう飛行機には乗らねえ。』(原題:Never gonna fly with you, granpa)が好き。いかにもなブルースでさ。
あと、『弓と矢』はリミックスしてナポリでよく掛けてるよ、"DJボンジョルノ"名義で。尚太郎さん、かっけー!」
ジョディ=凛子「バ、バカ親父、、、カメラかぶってるだけじゃなくって、演奏までジャックするとは~。やれやれだヨ。うーん、でもうまいからしょうがないか~。かっこいい~。」
尚輝「Suzi Quatroだって?奇遇だな。オレの祖母も、スージーという。イタリア人だ。」
來未「尚輝ってクオーターなの?」
尚輝「三度言ったがな。やれやれだぜ。」
トライクに乗ってるときはシリに敷かれていますが、ギターを持つと急にオラオラ系になる尚輝。
ちなみに來未とは単なるバンドのパートナー、でした。
エンリケ「尚輝さん、あの本、まだ持ってるかな。持ってたら貸してほしいんだけどな。」
アナ・スイ「本って?」
エンリケ「うん、ちょっとね。」
(つづく)