その207
フェス会場にて。にぎやかに演奏する3人組は、ことし大ブレイクを果たしたポップロックユニット、その名も…"Green Dolphin"!!
通称"グリドル"で知られる、フロリダ出身の新星!
「5605 バンド」…。うーん、ズバッと潔いネーミングです(笑)ただ、Pop Star BandとかPop Star Stageとかの呼び名もあるみたい。
そして追加メンバーとして活躍させられるのがこちら、別売りの「5604 キーボード奏者」。
あれ?
キーボード奏者の方が型番が若いんですね。
意外。
このキーボード、、すごいんです、組み立て方が。
ま、それは後ほど。
「…それではGreen Dolphine、最初の曲は、、、エルヴィスにオマージュを捧げたデビュー曲、『Jailhouse Pop』です!」
「…時代ーはー ジェーイル♪ハーウス♪ポップ!♪」 |
あ、Motor Driveじゃなくって^_^;、後で前回の「3832 Motor Trike」とちゃんとつながりますヨ
基本構成は、3ピース。
ボーカル、ギター、そしてベース。ただし、マイクも3本あります。3人とも歌唱力にも自信がある様子。
ちなみにこのストラップは、よくアウトドアモノのプレモで水筒とかに使われているゴムのやつです。
♪♪♪
リードボーカル(Vo)、ジョディ=凛子・海条♪
衣装はいつも、カナダ発、"joestar"と決まってます。冒険家でデザイナーのジョー・ジョースターは遠い親戚だとか。
おなじみの星柄☆★のほか、アシンメトリーなカット、あなのたくさんあいた左袖など、とんがってます。
"リード"ボーカルです。弦=糸は扱いません。あと、マイクはハンドマイク派。"スタンド"は使いません。
自由気ままなバンドのメンバーたちに、いつも振り回されている。口癖は「やれやれだヨ」。
ギター&ボーカル(Gt, Vo)、アナ・スイ♪
本名はAnam Sun(舜 安南/スン・アナム)、韓国慶尚南道出身、同じく"joestar"の衣装です。
アナはグリドルの活動のほか、ソロでも、"ジョニィ・ザ・ジョッキー"名義での作曲活動や、"DJボンジョルノ"としてイタリアはナポリで第人気の週末イベントを主催する、多才なミュージシャン。
得意技は、この若さとは思えない速弾きと、楽器の分解![このネタは後で…。たぶん次々回くらい?]
名前や髪型のせいか、時々女の子にマツガエられます。
ベース、コーラス、ゴスペル&ラップ(Ba, Ch etc)、エンリケ!
かつて自身のユニット、"DISC"(代表曲『白蛇』、『Cな月』、『それは天国で創られた』)を率いていましたが、解散。解散の理由は、時が進むのが速くなりすぎたから、だとか…
その後、紆余曲折を経て"Green Dolphin"に加入。
得意技はヒトの演奏技術をすぐにマネできること。どんなに超絶技巧でもあっというまにじぶんのものに。アナも初対面でエンリケにギター速弾きをぬすまれ唖然としたとか。
サンパウロ出身。好きなものは聖書。キライなものはエスカルゴ。
そして楽曲によって追加メンバーとなるのは、トラックメーカーでキーボード(Kb)、ウェザリポ~♪
気象予報士としてニュース番組にも出演する彼。好きなものはカエルとカタツムリ。キライなものはサベツとクランのバカ。
マルティニーク島出身。本名、ドミニク。両親がおらず、幼い頃からエンリケのうちで弟同然に育つ。音楽の世界に誘ったのも、兄代わりのエンリケ。
(アナ・スイ「きょうはジョディのお父さんもライブに来るって聞いた。よーし、いいとこ見せて、認めてもらうぞ!そのためにこの衣装だって、あえて"joestar"を選んだんだから。
ジョディにはまだ伝えてないけど…。おれはジョディと結婚するんだ!みんな、祝福してくれ!結婚にはそれが必要だ♪」)
(エンリケ「メサ、か。天国に近い土地だな。」
あ、緊張してきたナ。こんな時は、あの呪文だ。
「非常階段」!「クワガタ虫」!「俳句の街」!「ナツメヤシのタルト」!「クワガタ虫」!「メルルーサへの味」!「クワガタ虫」!「福井県」!「ギョッと」!「天子(エンペラ)」!「金木犀」!「クワガタ虫」!「福井県」!「緻密な工程」!)
(ウェザリポ「うーん、みんな緊張してるのか?ちょっと上の空だぞ。きょう、ウワの空模様なんて天気予報なんて出てたか?これじゃ、ウワの空警報が必要だよ。まったく~。」
曲が進むと、メンバーもちょっと落ち着き、演奏に集中するようになりました。
3曲目は『フジユウな意思』 ♪
アルバム『ミドリノイルカ』より
そして4曲目は新曲、『緑色のベイベー』♪
これ、緑ってついてますが実はエンリケのバンド"DISC"の後期の曲のカバーなんだそうです。
ん?
あれ?
暗くなったヨ?
そしてなんだか
エンジン音が聞こえるよ?
ジョディ=凛子「あ!あれは!?」
(アナ・スイ「き、来た!?お、お父さん!」)
(エンリケ「…。」)
(つづく)